【完全版】おしゃれなメンズロールアップ(デニム・スキニー)の全てを店員が教えます
ロールアップ
できるよう
になりたい!!
どうもこんにちわ
ファッショニスタRyuです
オシャレに見える
テクニックを
知りたい!!
でも、、、
そんなテクニック
僕にできるのかな、、
テクニックとか難しそう、、
と頭を抱え込んでいる
そこのあなた!!
- ロールアップの正しい幅・長さを知りたい
- ロールアップって正直ダサいのか不安だ
この記事はそんな方のための記事です。
今日は前からリクエストあった、
『メンズの正しいロールアップのやり方』
について、
デニムスキニーでの実演も含めながらお話しします。
まず最初にですが、
今この記事を読んでいるあなたは、
ロールアップについて勘違いをしている
可能性が非常に高いです。
ですのでやり方の説明の前に、
本来のロールアップの目的から
お話しなければなりません。
って事で、
あなたに丁寧に解説しますね。
というのも、
ここで話すロールアップの本来の目的を
知っているのといないのとでは、
ロールアップの
使い分けのレベルに大きな差が生まれます。
例えるなら、
普通のJリーガーとメッシくらいの差。
それくらい大事。
なんかね、
すごく多くの人が勘違い
していることがあるんです。
●ロールアップはオシャレな人しかしてはいけない
●ロールアップはハードルが高い
●ロールアップしてるやつはチャラい
みたいなね。
イメージを持ってる人って
なんかすっごい多いんですよ。
それで、
ますますロールアップに抵抗が出てくるんです。
最近LINE@での質問でも、
ロールアップになんかすごく抵抗を持ってる人が
結構多いんですよね。
そういえば実際、
このまえテレビで東野浩二が
こんなことも言っていました
(半分ネタですが)。
「テレビ局でもね、僕はロールアップをいち早く取り入れる男は信用しないですよ。絶対チャラいから!」
ハッキリ言ってなんで
ロールアップ=チャラいというイメージに
なっているのか謎過ぎます。
もうこの世の七不思議かというくらい。
いや、ほんとにね、
そのイメージで放置してるのって
マジでもったいないんですよ。
10万で売れる宝石を
ゴミ箱に捨ててるようなもんです。
ってことでですね。
この記事ではまず
『正しいロールアップの役割』について
お話しして、あなたのロールアップに対する
謎の偏見をぶっとばします。
それから、
『正しいロールアップの方法』
について徹底的に解説。
たぶんこの記事読んだら、
あなたもロールアップ絶対にしたくなります。
なぜなら正しいロールアップが出来るだけで、
- 身長を盛ること
- スタイルをよく見せる事
そんなことは簡単にできるし、
ロールアップ一つで
一気に女子ウケするような着こなしに
化けさせることも可能だからです。
(実例多数)
ロールアップ7つの役割
まず、ロールアップと一口にいっても、
役割はいろいろあります。
ロールアップの役割を
ざっと抜き出してみました。
それぞれ解説するのでまずは一覧を。
- 丈の長さの調節
- すそのダボつきの解消
- 靴下を見せて配色の調整
- 靴下を見せて差し色・柄差し
- 足首をみせて季節感を演出
- 足首を見せて色気を演出
- 小技・アクセントとして使う
ずら~~~~~っとありますよね。
こんな文字の羅列を
みせられてもさっぱりわからんと思うので、
それぞれ画像とともに
分かりやすく解説しましょう。
①・②丈の長さの調節とダボつきの解消
一番よく使われるロールアップの
目的のひとつが、
丈の長さの調節ダボつきの解消です。
パンツのシルエット(形)の基本として、
すそはダボつかせないという原則があります。
このように、
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hagi0826/20150701/20150701035729.jpg
すそがダボダボしていて、
シワが多いシルエットは基本的には
避けたほうがいいです。
(意図的に作る場合もありますが、上級者向け)
このダボダボしたシルエットには、
様々なデメリットがあります。
●足が短く見える
●スキニーの良さを消してしまう
●野暮ったく見える
●スマートに見えない
そこで使っておきたいのが、そう。
ロールアップです。
お直しをして
ジャストサイズにしてもらうのも良いのですが、
ロールアップを使うことで
このように調節ができます。
さっきのシルエットよりも、
よっぽどこっちの方が綺麗に見えますよね。
ロールアップならこれが簡単にできるんです。
これがチャラいと思いますか?笑
この場合ロールアップは
目的ではなくて、手段です。
すその長さを調節しているだけなんですから。
ダボダボにしていて足を短く見せるほうが、
よっぽど残念だと思います。
だって、まくるだけでええんやで?笑
また、
すこし多めに靴下や足首をみせたい場合は、
一回ほど多くロールアップすれば
ながさも調節できますね。
これが、
①丈の長さの調節
②すそのダボつきの解消
です。
③・④足首を見せて配色の調整/差し色・柄差し
①・②と同じくらい大切な
ロールアップの役割が、色使いの調整です。
初心者でも簡単にオシャレに
見せることができるテクニックに、
縦の統一感や色の明暗のバランスといった
テクニックがあります。
例えば、
全体的に色が暗いなぁ~と感じたとき。
パンツも黒で、靴も黒。
なんか色が重たくて息苦しいぜ・・・・
そんなときに使えるのがロールアップなんです。
先ほどの写真をもう一度見てみます。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hagi0826/20150701/20150701035729.jpg
もしこれで、上半身も暗い色を使いたい場合、
あんまりにも暗すぎてちょっとなぁ~って
なったりするじゃないですか。
そんな時、
先ほどのロールアップを使います。
足首がちょろっと見えるくらいまで
まくってやりましょう。
そして、
靴下に白などの明るい色をおいてやるわけです。
すると、
足元に見える白がパッと明るく映えて、
暗くて重たい印象もやわらぎますよね。
また、
全体的に地味な感じがするから、
なんかパッと目を引く色とかを
どこかに入れたいなぁ~というときもあります。
差し色って言いますよね、
コーデのアクセントみたいなもんです。
あるいは色じゃなくても、
ちょっとした柄とかをチラッと見せるだけで
地味な感じをまぎらわせたりするんですね。
そんなとき、
靴下にアクセントの色や柄を
持ってくることがあるんですね。
つまり、
靴下の色や柄を使いたいときに
使えるのが、ロールアップ。
ということです。
⑤・⑥足首を見せて季節感/色気を演出
ぼくの予想では、
おそらくこの⑤と⑥のせいで、
ロールアップ=チャラいという謎の方程式が
できたんじゃないかと推測しています。
さっきは色を見せるための
ロールアップという話をしましたが、
夏場だとなが~い靴下を
はくのも暑苦しいですよね。
だから、
くるぶしソックスをはくことが多くなります。
こんなやつね。
これに、
さっきみたいにロールアップをすると、
素足の足首がみえることになりますよね。
そう、
夏場のロールアップでは
足首を見せることが多くなります。
この足首を見せるロールアップを
することの特徴はこんな感じ。
●涼しげな感じがする
●夏の季節感を演出できる
●足元が軽やかなイメージになる
●色気が出る
ロールアップ足首見せを使うことで、
夏っぽい涼しげな季節感をだすことができます。
また、夏らしくさわやかで軽い印象を
演出することもできます。
とっしー|DETAILSのTシャツ/カットソーを使ったコーディネート – WEAR
問題は『色気』です。
ロールアップに限らず、
コーディネートでは基本的に
肌を露出すればするほど『色気』が出ます。
袖まくりだって色気がでますし、
首もとのざっくり開いた服装も色気がでます。
ですが、色気は出しすぎると、
なんかやらしい印象
になってしまいます。
つまり、
男も女も露出はほどほどにってことですね。
うんうん。
http://deramaga.com/wp-content/uploads/2016/08/28090378122_cd0eb72d20_o.jpg
例えばわかりやすいのは、これね。
外国人だからこれでもさまになりますが、
でもやっぱなんかチャラいですよね。
外国人だからこれでもかっこいいんだけど。笑
それは、
がっつりロールアップして肌を露出した足元、
それとざっくりと開けた首元がいかにも
やらしい感じをかもし出すから。
逆に言えば、
そんながっつり露出しなきゃ、
べつにチャラくもなんともないって
ことなんですよ。
むしろ程よい軽やかさと
程よい色気が出て、メリットしかないです。
げんじ|STUDIOUSのTシャツ/カットソーを使ったコーディネート – WEAR
ね。チャラくないでしょ?
⑦小技・アクセントとしての役割
最後は小技としての役割なのですが、
これは割と例外的な使い方だと
思ってもらってOKです。
①~⑥のパターンのロールアップだと、
基本的に目立たせないのが鉄則です。
でも、この⑦のパターンだけは別で、
あえてロールアップを小技として目立たせて使う
こともまれにあります。
http://img.acodesign.jp/upload/save_image/vinvan_add9/461100055.jpg
ワイドパンツをガボッとまくったり、
普通細めに取るロールアップの幅を
あえて大胆にまくったりすることがあります。
kitsune|Steven Alanのシャツ/ブラウスを使ったコーディネート – WEAR
ですが、普通にロールアップを使いたい方は、
こんな感じの使い方は
とりあえず気にしないでOKです。
慣れてきたら挑戦して遊んでみるのもいいですね。
正しいメンズロールアップのやり方
さてさて、ようやくここから
正しいロールアップのやり方について
解説していきます。
ここで紹介するのは一例ですが、
まあ特にこだわりがないのであれば、
ここに書いてある通りにロールアップを
すればミスる事はないはずです。
ロールアップで大事なのは、
●位置
●まくり幅
●まくる回数
の大きく分けて3つ。
あとはいくつか注意点や、
チェック項目があるので最後に
その話もしておきます。
難しいことは何もないので、
サクッと解説していきましょう。
①ロールアップの正しい位置
ロールアップをする際に守っておきたいのが、
ロールアップした後のすその位置です。
これがすごーく大事。
一般的に、
ロールアップの位置は、くるぶしもしくはくるぶしうえ辺り
がベストだと言われます。
これくらいが一番ベタな位置ですね。
もちろん少しくらい高くてもいいし、
少しくらい低くてもOKです。
ただし、
できればクシャっとすそにシワが
溜まらない程度にはロールアップ
しておいたほうが、
綺麗なパンツのラインを作ることができます。
②ロールアップの正しいまくり幅
まくり幅も、
ロールアップ初心者には
必ず意識しておいて欲しいポイントです。
これも特に決まりはないのですが、
大体2~4cmくらいを目安にすると
失敗することはなくなります。
分からなければ、
できるだけ細めにロールアップしておくイメージ
を持っておくと良いと思います。
ただし、
あまりに細すぎてゴワゴワするのもダメ。
適度な細さなら大体大丈夫です。
③ロールアップの正しいまくり回数
最後のポイントは、まくる回数です。
折り返す回数ですね。
初心者だとこのまくる回数がよくわからない、
という方が多いと思います。
これも決まりはないのですが、大体
2~3回
くらいを目安に折り返すと
綺麗なロールアップができます。
個人的には2回くらいがいいかな~と思いますが、
調節次第では3回まくることも
あるかなって感じですね。
4回以上やってしまうと、
たいていロールアップした部分が
重なって変に分厚くなってしまい、
格好悪くなってしまうので避けましょう。
ロールアップの注意点
基本的にロールアップをする際に、
守っておくべきことはこの3つだけです。
①ロールアップの位置
→くるぶし辺り
②ロールアップの幅
→2~4cmくらい
③ロールアップの回数
→2~3回(4回以上は×)
ですが、
このほかにもいくつか注意しておきたい点が
あるので
紹介しておきます。
ロールアップの注意点①折り目は綺麗に
店で接客している際にもよく見るのですが、
ロールアップをはじめてする方は
結構適当にやっちゃうことが多いです。
きっちり折らずに、
適当にぐちゃぐちゃっと
折り返しちゃうんですよね。
http://www.womaninsight.jp/wp-content/uploads/2016/03/7-20160308121933-500×375.jpg
これは
ぜっっっっっっったいに
やめてください。
コーデの洗練度というのは、
こういう細かいところにめちゃくちゃ現れます。
例えばシャツのシワひとつ取っても、
それだけで一気にダサくみえてしまう事が
あるほどに繊細です。
ですので、ロールアップをする際には
シワが出ないように、
綺麗~に折り返してください。
http://taromag.misaquo.org/wp-content/uploads/2013/04/0051.jpg
あえてぐしゃぐしゃっと折りかえす、
なんてのは基本が出来てから
すきなだけ挑戦すればOKですね。
ロールアップの注意点②しっかりとシワを伸ばす
これも非常に大事です。
これまでにも説明してきたとおり、
ロールアップは丈の長さを調節したり、
すそのダボつきを取り除くために使うんでしたね。
ですのでロールアップするときは、
このようにしっかりとパンツのシワを
伸ばしながらしてください。
せっかくロールアップしているのに、
こんな風にすそがダボダボだったら
意味ないですからね。
ちなみに
多少はウエストの位置で丈を調節できる
はずなので、
すそが余る場合はそこで微調整してみてください。
ロールアップの注意点③ハイカットの靴の場合
コンバースオールスターなどの
ハイカットの靴の場合、
どの位置にすそを持ってくれば
良いか困りますよね。
http://item.shopping.c.yimg.jp/i/l/shoeshouseskip_cvs-ashil-bk
ハイカットシューズの場合、
少しかぶせるのが割と
一般的なはきかたになります。
ハイカットですその位置に困った場合は、
とりあえずこんな風に
いくらかかぶせておけばOKです。
ロールアップの注意点④ブーツの場合
ハイカットもそうですが、
ブーツの場合もすその位置に
困ることが結構あります。
ブーツの場合も、
ハイカット同様にかぶせてしまってもOKです。
あるいは、
このようにジャストくらいの高さ
にする場合もあります。
MKT|Dr.Martensのブーツを使ったコーディネート – WEAR
もしくは少し難易度はあがりますが、
ブーツインするのもひとつの手ですね。
そのときのコーデに応じて、
しっくりくる位置にすると良いと思います。
分からなかったらとりあえずかぶせときましょう。
ただしひとつだけ例外があって、
こんな風にゴツめのハイカットには
絶対にかぶせちゃダメです。
かぶせるとゴワッゴワになります。笑
その場合は、
ジャストもしくは中に入れるの
どちらかにしておきましょう。
MasaakiOoue|WEGOのキャップを使ったコーディネート – WEAR
まとめ
かなり細かめに説明しましたが、
一番大事なのはやりかたよりも『目的』です。
- 丈の長さの調節
- すそのダボつきの解消
- 靴下を見せて配色の調整
- 靴下を見せて差し色・柄差し
- 足首をみせて季節感を演出
- 足首を見せて色気を演出
- 小技・アクセントとして使う
これらのロールアップの7つの役割のうち、
どの目的で使うのか?を考えて使うようにすると、
より効果的なロールアップが出来るはず。
あとはよくわからなければ、
とりあえずこれを守っておけば大丈夫。
①ロールアップの位置
→くるぶし辺り
②ロールアップの幅
→2~4cmくらい
③ロールアップの回数
→2~3回(4回以上は×)
ぜひ参考にしてみてくーださい!
以上、チャラくないロールアップ講座でした。
チャラくない
ロールアップ講座でした。
ここまでかなり詳しく
ロールアップについて
話してきました!
さああなたも
ロールアップに
チャレンジして
みましょう!!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
明日は
靴下の適切な長さについて
話していきますね!
ではお楽しみに!!